JCM600のオーバーホール
KEMPER、買ってから1ヶ月程経ちました。
色々弄って、少しずつ使い方を把握してきたところです。
もーちょっとしたら備忘録兼ねた記事を書こうかなと思います。
さて、いくつかダイレクトプロファイリングも試しているところで、手持ちのアンプもやってみたりしたんですが、その中の一台が調子悪くなりました。
Marshall JCM600
まずは紹介を・・・w
1996~98年の間だけ売られていたちょっとレアなアンプです。
独立EQのクリーン・クランチ2ch仕様、リバーブも各ch装備、シリアル・パラレル接続可能なセンド・リターンも装備、更にはキャビネットシミュレートアウト可能なXLR出力ジャックも装備、という結構便利なアンプ。
僕のは50wコンボモデルですが、100wのコンボや50wヘッドタイプもあります(100wヘッドはあったかな?)。
ちなみに、僕はリバーブユニットを取り外して、ステップアップトランスを内部に設置して120Vまで上げてます。
音の方向的には、JCM900ほどではないけどよく歪むハイゲイン寄り、でもコシというか太さのある音という感じ。
個人的にはJCM800と900の間、いいとこ取りな印象です。
JCM900系は歪み単体ではいい音だけど、マスターVolが無かったり、歪み過ぎたりとやや使いづらい印象があるけれど、このアンプはかなり歪ませてもお利口な音で、非常に扱いやすいです。
うまく作ればメタルな音もバッチリいけるし、クランチ・オーバードライブも気持よく出せます。
大学3年くらいの時に購入して、ライブで結構使ったものの、余り使わなくなったのか、音の好みが変わったのかで一度手放してしまいました。
後に5150をスタックセットで使うようになったのですが、後々になってあのMarshallの音が欲しいなと・・・丁度そういうバンドをやりだしたってのもありました。
そしたら、何と近場の質屋で見つけて。
よーく見てみると、、、自分が手放した600そのものだったのです。
運命の再会w
これはちゃんと使ってあげなくてはな。と思い、再度購入ww
それ以降ずっと使ってます。
(再購入後、とある盗難事件に巻き込まれて某中古店にて売り出されていたり、色々と苦難を乗り越えて今も隣におりますw)
割とレコーディングでも重宝してて、Transientの最初のデモ音源はこのアンプのキャビシミュアウト経由で録りました。
5150とは違って、ハイゲインだけど暖かみのある「これぞMarshall!」て音がホント好きです。
今回はパワー管がとうとう1本付かなくなってて、そろそろメンテしてあげないとな、と。
しかも、以前からマスターVolのノブが折れてしまってるので、それも一緒に治すつもりです。
いつもお世話になっている某店へ持って行き、しばらく入院しました。
今回は流石にバイアス調整も必要なんで、ちゃんとやってもらわねば。
パーツ代・メンテ入れると怖い・・・とりあえず連絡待ちですな。